出発



6時起床。
夜中に車の音で何度か起こされた。
どうも名水を汲みに来る車が耐えないようだ。夜中なのに…


尾白渓谷



入り口に静かで大きな駐車場有り。
ココで寝ればよかった…

少し林道をあるくと、遊歩道の入り口の神社に到着。
一応、甲斐駒ヶ岳まで通ずる風沿いの遊歩道だが、日帰りでは相当きついので、 遊歩道を歩くだけとする。
まぁ今後も登ることはないだろう。




道はかなり急。
ところどころにハシゴがあり、大きな蜂が飛び回っていて 通るのに苦戦した。
30分ほど歩いたが、遊歩道はほとんど川から離れていて展望は全然なく、 滝も何処へ有るのやら。
ツーリングマップルには「30分の楽しいハイク」と書いてあったのだが…




撤退。
見所なし。疲れただけであった。
渓谷はあまり天気に関係なく楽しめるけど
当たりの場所はかなり少ない。
湿原のようにいわゆるシーズンってのも無いし。
無駄足の多い旅だ。

汗達磨になりつつ車へ帰着。神社で美味しい水をいただく。
(道中に出てきたカエル。つついても動かない。 日にあたって体温を上げているのだろう)


入笠山



すずらんで有名な入笠山へ。
この季節はマイカー規制がかかっており、途中からは歩きとなる。

天気は微妙。雨はふらぬがかなり雲が出てきた。

まずは頂上付近の湿原を目指す。森を登ること40分。
途中で「キュー、キュー」という鳴き声が。
なんの声がと目を凝らすとニホンジカの群れが、こちらを警戒するように見ている。
鹿ってこんな声で鳴くんだな。




頂上付近の湿原に到着。
天気悪化。
何種類かの花が咲いている静かなところだ。
丘の方には小さなすずらんが咲いていた。
日本鈴蘭は葉の下に花を隠すように咲かしている、 とても日本らしい花だ。




湿原からすぐの入笠山頂上。
雨が振って参りました…。強風に吹き飛ばされそう。

標高が低い山だが、なかなかどうしてダイナミックな景色。
東西とアルプス連山に囲まれている。
入笠山にきたら湿原だけじゃなく是非頂上も見ることをおすすめする。

山を下る途中にもう一つ湿原があるらしいのでそちらまで車道を歩く。
下山後30分ぐらい掛けて大河原湿原に到着するが…大したことなかったでござる。
だだっ広く、特に何もない。そんな湿原。
いや、悪くはない。悪くはないんだが…

やはり同じ季節の同じ標高の湿原は、訪れてもあまり意味はない。




ここから駐車場に下るには距離がある。
かといって一度湿原に戻るのもだるいなぁ…とおもっていたらマイクロバスが来た。
乗りたいところだが…財布は車の中だ。残念。
一応聞いてみたら、なんと無料。
早速乗車し入笠山湿原→林道→駐車場へと帰還。

朝っぱらの渓谷といい、入笠山といい、予想以上に疲れる。


御泉水自然園



予定では昼からピラタス蓼科ロープウェイにのり 天狗岳を目指す予定だったが、ものすごい雲が湧いている。
うまくいけば頂上が雲上へでているかもしれないと乗り場の人に聞くが、 やはりダメらしい。
この時期は花も楽しめるらしいが今回はパスで、御泉水自然園へ。

御泉水自然園は天気が悪くてもそれなりに楽しめる。
とくに高山植物自然園で写真撮影で時間をつぶす…が、それでも時間は大幅に余る。
本当はこのあと、美ヶ原で夕日を見る予定だが…この天気ではね。
はてどうしましょ。


長門牧場



暇なので普段行かないようなところへ。
ということでメシも含めて美ヶ原の牧場へ。

牧場だから当然牛がいる。
近寄ると寄ってくる。
そして・・・




こんなんなって




こんなんなった




牧場沿いの小道を歩くと、 雨境峠祀石遺跡群なるものがある。
が、ご覧のとおり大したこと無い…
でかくもないし、変わった形でもない。
一応、この石から雨雲が湧く、と昔の人は信じていたという設定になっている。




牧場コロッケと生ハムサラダ。 たしか1200円ぐらいしたと思う。贅沢だなぁ。
ちなみに午後3時ぐらいだから、誰もおらなんだ。

味は…なかなかうまい。特にサラダ。きっと採れたて野菜なのだろう。




メシを食い終わっても午後4時。
天気は悪いまま。
時間を持て余す。

もう白樺湖のすずらんの湯へ行くか、あるいはまだ言ったことのない北側の温泉へ行ってみるか…


権化の湯



美ヶ原を北へ下り、権化の湯へ。
気温が一気に上がると同時に豪雨。
雨だと網戸にもできないし、寝るときの不安材料が・・・

肝心のお風呂は400円で、露天あり。
緑色の湯が特徴的。露天からの景色は美ヶ原を眺められてかなり良い。☆4つかな。
休憩所とかは殆ど無いので夜にゆっくりするのには向かないだろう。 食事もナシ。


就寝へ



寝場所、涼しいはずの美ヶ原へ移動。
頂上付近の駐車場で16度。
まだ午後6時ぐらいなのに。
寝れるかどうか不安なので少し下ることにした。




ビジターセンターまで降りてきた。
降りてくる途中、鹿が2体飛び出してきた。
ついでに蛾の群れが視界を遮り、蛾を切り裂いて走る感じは ラリーのようで面白かったが、やはり危険なので出来れば避けたい。

駐車場には温度計つきの看板があり、22度の表示。
うーん、16度と22度、どちらが良いのか。
雨は降ったりやんだりで、とても網戸にできそうにない。

看板の22度表示を見つめながら寝る。

天気予報は明日も悪天候と言っている…じゃなくて出発前に行ってくれよマジで。
しかし一雨振ってしまえば回復しそうな気もする。






































































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